Hamfair 2009 in Tokyo

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さて、今年もこの季節がやってきました。例年のごとく参加致しましたので、私の視線から見たハムフェア2009をお伝えします。

 

 

 

 

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会場の基本レイアウトはいつもと同じで入場口近くにメーカーブースが並び、その奥に販売店ブース、クラブブースと続きます。

 

 

 

 

では、まずはメーカーブースの様子からお伝えします。新製品の発表もありましたので、それを中心に見てきました。

・ICOM

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・IC-9100

新製品です。HFから1200MHzまでこなす(1200Mhzはオプション。IC-911の1200Mhzオプションと共通かな?)オールインワンです。すごいですね。限られたスペースでマルチバンドにこなすにはもってこいでしょう。型番の数字の割にはシンプルな作りです。

 

 

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・IC-7800

フラグシップです。見た目的には非常に好きですが、値段が行き過ぎてます。IC-7700でもきついなぁ。

 

 

 

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・IC-7700

現行機です。やっぱりこれでも値段はきついなぁ。

 

 

 

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・IC-7600

現行機、IC-756PROの後継ですね。やはりここがメインストリームなのでしょうか。キーボードが接続されてます。PSK31などのデジタルモードがそのまま運用できるのは魅力的ですね。うちはIC-756PRO2。RTTYは受信だけできます。

 

・Vertex Standard/YAESU

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・FTM-350/H

新製品です。APRSモービル機です。KENWOOD TM-D710のライバルになりますね。展示品は動作していましたが、APRSメッセージ機能などはまだ未実装との事でした。現在開発中との事。GPSを内蔵しています。ディスプレイの裏側の真ん中に設置されてました。表示がかなり大きく、見やすいです。モービル機では意外と重要だと思います。

 

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機能的にもかなり高度なものになるようです。まだ開発中という事もあるので、最終的な商品でどのようになるか分かりませんが、先発のKENWOODと良い争いをして欲しいと思います。

 

 

 

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・FT-DX9000D

YAESUフラグシップ現行機です。通信機の貫禄十分ですね。YAESUはやはり通信機の伝統を守ってますね。機能的にはICOMが現代的と思いますが、こういう伝統的な部分も無視はできないですね。やはり趣味ですから。

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値段はフラグシップらしく夢に近いですが、やはり夢をこういう現実の物で見せてくれるのは嬉しい限りです。

 

 

 

・TOKYO HYーPOWER

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・HT-200

地味にHF/50MHzの無線機を新製品として実働展示してました。無線機はヘッドフォンと大きさを比較してもらえば分かりますが、かなりコンパクトです。操作も至って簡単。音も聞いてみましたが、ノイズ音も非常にきれいで素直な音でした。FT-817ほど小さくはないですが、コンパクトにまとまってます。

 

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・SDR-IQ

私が最近ちょっと気になっているのがSDRです。東京ハイパワーでも扱うんですね。RFSPACE社製の物のようです。

 

 

・KENWOOD

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・2010年発売のHF機

新しいHF機です。来年発売だそうです。YAESU/ICOMに比べるとかなりコンパクトです。必要最低限の実用機を目指してるのでしょうね。見た目よりも中身かな。

 

 

 

・AOR

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・PERSEUS

AORのSDRです。PC上のソフトウエアはかなりよさそう。でもこれ確かかなり高いもののはず。欲しいなぁ。

 

 

 

・GHD Key

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いつものようにGHDキーです。繁盛してました。GHD OM自らお客さん対応してました。自分で丹精込めて設計した商品を自らの手で直接お客様に販売する。製造業の理想のようです。うらやましい。

しかし、ここの売り子さんはいつも若いきれいな女の子がやってます。これはGHD OMのポリシーなのだろうか。

 


・FTI

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ここも毎度ですね。いつも家族的な雰囲気がよさげです。

 

 

 

 

 

・企画ブース -電子申請-

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今年は電子申請の説明スペースが取られ熱心に説明しておりました。確かにあの申請書書くのは大変ですから。電子申請も結構最初は戸惑いますが、できるとあとは楽です。

 

 

 



ではここからクラブブース

・JAPRSX

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今年もここのブースのお手伝いとして参加しておりました。お客様もたくさん来て頂き色々と質問を受けました。今年のお客さんはかなりよく勉強されていて、かなり具体的な突っ込んだ内容が特徴でした。APRSもかなり認知されてきたようです。

 

 

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今年のブースでは9600bps GMSKでのパケット運用方法を訴求してました。実際の機器を動作させて実働展示をしておりました。今後の事を考えると9600bps化は必要かと思います。また、技術的、運用技術的チャレンジでもありますので。

 

 

 

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左はUSなどでは話題のAV MAPです。TM-D710と組み合わせて受信パケットの位置を地図上に表示できます。

右はTM-D710のディスプレイユニットにGPSを組み込んだものの展示とKantronics製の9600bps TNCです。USではかなり標準的なTNCです。

 

・NDC

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・日本D-STARユーザー会

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NDCとD-STARユーザー会は隣り合わせでD-STARの積極導入を訴えておりました。

右下の災害時の通信手段としてのD-STARを実現する為のノードですね。すばらしい。

 

・グローバルアンテナ研究会

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JA1NUW OMのレクチャーが例年通り繰り広げられておりました。思わず聞いてしまいますね。

ループ八木はやっぱり美しいですね。おまけにここのループ八木は実用的です。

 

・JARL A1 CLUB

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今年は静かに展示を行っていました。CWやらないとなぁ。いつまで経ってもうまくならない。

 

・FEDXP

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新バンド135KHzの実演をしていました。135KHzってどんな伝搬特性なんだろう? トップバンドでさえ出るのは大変なので、このバンドはかなり出るのが大変そうです。

 

・JARL QRP CLUB

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自作展示をしていました。やっぱり自作品を見るのは参考になりますね。いろんな工夫がされていてどれも感心してしまいます。想像力をたくましくして、いろんなアイデアを実記に作り込んでいくのが楽しいですね。FCZ OMの作品もありますね。

 

・その他 もろもろ

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どうも、お疲れ様でした。

今年は昨年よりも多い来場者だったようです。来年も繁盛する事を願っております。

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